kousatu 

 

ここでは主に描いた絵などの話をしたいと思います。

20140424

帝国水素ものがたりとは別の全く別の世界の話が書きたくて今ちまちま書いているのですが、いざ書こうとするとすぐに緊張してしまってうまく書けません。普通の絵も同じく、なかなか大きいサイズや色付きので書こうとすると緊張してしまってうまく書けない。うまく書かなくていいとは思っていても、昔もっと真面目に書けと怒られていた事があって自由に書けない。自分にはその辺りに落ちている紙に、すぐ捨てられそうなボールペンで書く瞬間的で最も永遠保存から遠い素材で書くのがしょうにあっています。

物語の話をします。簡単に言うと教育番組みたいな為になるような為にならないような話が書きたいと思っています。教育番組はすごく為になるけど、そこに出て来るお兄さんお姉さんは素性が分からないのに謎の名前を名乗ってその番組内を当然のように生きている、、、そこがおもしろいなあと思ったのです。急に現れて私は〜お姉さんだよ!僕は〜お兄さんだよ!今日は〜〜をしよう!この人たちの前後の物語はなんなんだろうか?と気になったのです。 ある種異世界に近い、世間を離れた空気を漂わせているのです。あんまり言うとおもしろくないと思うので、この辺りでヤメテおきます。絵はもっと上げたかったのですが、最近規制ができたらしく大きい絵が上げられないので大きい絵が見たい人はピクシブの帝国水素ページで観覧してください。

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君の文学に賛成します

「君の文学に賛成します」ボールペン・鉛筆・カラーインク

 絵を描いている時、最初は音楽などを聴いていて気がついたら無音で描いていることが多いです。音楽を聴いていると好きな一節があって(メロディや歌詞等)その一節から絵を描くことも多く、これもその一つにあります。

 聴いていたのは明るい曲なのですが、歌詞の焦点が分からないところがあり、自分にとってはそこが怖いのですが全体を聴いているとあまり怖くないところがポイントです。ピクシブに上げたら結構怖いなどの意見がちらほら出てしまったので、色遣いなどもあるのかなあと思いました。

「ルマーノリミァフ」

 サイトに上げているのを見るとお母さんの話しか無いのでお母さんの話かと思われてしまいそうですが、お母さんの話ではありません。非常に残念ではありますが、ルマーノリミァフは完全に目的を見失った物語です。そこにあるのはただ延々と続く使い古された物語を繰り返すのみとなっています。美しい平凡がほどけるまで、彼女等は眠り続けるでしょう。

 

 

 

去年から軌道ラウンジというサークルで3回程載せてもらっているので、その話も少し。

軌道ラウンジ6号に載せた「LEFTY」

 いつも通りな感じでと言われていた(と思う)ので、新規で描いた絵とかはありません。3〜4年前の絵が多いです。あの中で一番新しい絵は川の絵だと思います。そして、一番古いのが最初の絵であれは多分高校生だった時に描いていたので、考えていた漫画のイメージボードみたいな感じだと思います。それが今このサイトに載せてるルマーノリミァフで、あんまり記憶に無いです。

軌道ラウンジ7号に載せた「妹の血」

  最近、スキャンするのが結構めんどうになってきていてネットに上げるのは大体パソコンで描いたものなんですけど、そういうことばかりしていたのでこれも全部パソコンのアプリで描きました。前回が新規無しで今回は全部新規だったので描くのが大変でした。自分はオシャレでかっこいい感じも好きなのですが、いかにもありあわせでやりましたみたいな感じも好きなので文章の変なグニャグニャしているのも全然格好良くないのですが入れてみたりして、恥ずかしかったです。

軌道ラウンジ8号に載せた「不孝の娘」

 描いてからよく「不孝の娘」ってなんですか。という話をされるので説明しますと、竹久夢二の句の「ピストルを まづ誰が胸にむけたまふ 父と答へし 不幸の娘」からとっています 。表紙の娘がピストルを持っているのがそれですね。新規の絵も多いです。公開してませんが漫画の表紙にした絵もあります。T地区の授業(1)の絵は他所でコピー用紙に描いたのを保存が悪いまま持って帰ってきたのでクシャクシャになってます。聴いていた音楽の影響が多い絵もあります。

軌道ラウンジ9号に載せた「月光線」

 とりあえず今回は全てパソコンで描こうという話だけしていたので、何も考えていなかったのですが編集長から「カメラで撮ってみてはどうか」という一言からそのままカメラで撮って提出しました。自分は絵を描くばかりで重要に構図や見せ方などには全く興味が無かった(現在も)ので、こういった絵だけでないアレンジも時には必要なのかもしれないと考えるいい機会になったと思います。タイトルの月光線はフラッシュの光と背景の黒さからとりました。
この時は自分もサークル参加しており、その時の本が学生の話だったのでこの絵も学生生活が主になっています。思い出のスクールデイズ。ラストの絵はその本の登場人物であり、世界観の繋がりを感じさせます。一つの事に気をかけるとその事ばかり気になって他の事にもそれが影響してしまう性格がよく出ていると思います。

軌道ラウンジ10号に載せた「siaaide」

 まずタイトルのsiaaideですが、間違いです。入稿までものすごく時間がなかったらしく、「タイトルは最初のページにかいてある」とだけ伝えてしまったのが原因です。本当は「しなないで」にしようと思っていたのですが、書き間違えた「siaaide」の方になってしまったという事です。しかし、タイトルなどは生まれる前に決めた名前みたいなもので、生きている限りの期待や価値を予想してつけられたようなものであり、実際生きてみると思いの外うまくいかなかったりするものです。
10号記念という事で、昔の絵も数点あります。ここで特筆する事はあまりないのですが、スケート靴を履いた少女はA坂といいます。彼女は数年前、初めて人(友人)の前で描いたキャラクターです。あの頃、自分も本を作って人に読んでもらえる日が来るのだろうかなどと夢を見ていました。それまでに少し時間はかかりましたが、今回彼女を描く事、見てもらう事ができて良かったと思っています。当時から自分はあまり絵が上手くならないようにしていたのですが、絵が変わって行くのは止められないようです。

 

 

/itamiff(帝国水素teikoku-suiso)

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